ワンリパブリック

2002年にアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで結成されたワンリパブリックは、当初ライアン・テダー（ヴォーカル、キーボード、ギター、パーカッション）、ザック・フィルキンス（ギター、アルト・ヴァイオリン、バッキング・ヴォーカル）、ドリュー・ブラウン（ギター、キーボード、パーカッション、バッキング・ヴォーカル）、ジェロッド・ベティス（ドラムス、パーカッション）（2005年にエディ・フィッシャーに交代）、ティム・マイヤーズ（ベース）（2007年にブレント・カッツルに交代）、ブライアン・ウィレット（キーボード、ドラムス、パーカッション、バッキング・ヴォーカル、2012年より）で構成されていた。2007年にリリースされたデビュー・アルバム『Dreaming Out Loud』はすぐに注目を集め、特にシングル「Apologize」（全米2位）と「Stop and Stare」（同12位）のヒットにより、全米チャート14位、全英チャート2位を記録した。2009年の『ウェイキング・アップ』で、ワンリパブリックは上昇を続けたが、このアルバムは前作（21位）に比べ、チャートではやや振るわなかった。Native』（2013年4位）と『Oh My My』（2016年3位）では、特に「Counting Stars」（2位）や「Love Runs Out」（15位）などのヒットのおかげで、アメリカのポップ・ロック・バンドは商業的ピークに達した。その後、ラッパーのロジックの意見を取り入れたワンリパブリックは、2018年にトラック「Start Again」をリリースし、大ヒットシリーズ『13の理由』の第2シーズンのサウンドトラックに収録された。カイゴをフィーチャーしたシングル「Love Somebody」（88位）と「Run」（90位）に支えられ、2021年にリリースされたアルバム『Human』は全米11位を記録。続いて2024年にリリースされた『Artificial Paradise』は全米50位、フランス14位を記録。このアルバムにはシングル「I Ain't Worried」（ 2022年リリース、全米6位）、「 I Don't Wanna Wait」（2024年リリース、全米6位）、「I Ain't Worried 」が収録されている。フランスのデヴィッド・ゲッタとレコーディングした"I Don't Wanna Wait" 、そしてメドゥーザとレオニーとの"Fire "は、ドイツで開催されるサッカー・ユーロ2024の公式アンセムとなった。Artificial Paradise』のデラックス・エディションとスーパー・デラックス・エディションのリリース後、ワンリパブリックは2025年にもコラボレーションを続け、カイゴとの"Chasing Paradise"、カラン・オージュラとイッキーとの"Tell Me "に続き、アニメ『怪獣8号』のために"Invicible "というタイトルで新しいTV主題歌と契約した。