カテゴリー:
カート 0

カートは空です

メジャー・レイザー

DJ兼プロデューサーのディプロ(トーマス・ウェズリー・ペンツ)とスイッチ(デイヴ・テイラー)が、シンガーのM.I.A.のために働いていたジャマイカで出会ったことから生まれた音楽プロジェクト、メジャー・レイザーは、多くの音楽的影響が衝突したファースト・アルバムのレコーディングに取り掛かった。キングストンのタフ・ゴング・スタジオでレコーディングされた『Guns Don't Kill People....Lazers Do』(2009年)では、ダンサブルなエレクトロニック・ミュージックとレゲエ、ダンスホール、ダブステップが融合し、サンティゴールド、アマンダ・ブランク、ニーナ・スカイ、ミスター・ヴェガス、プロデューサーのアフロジャック、ジャマイカ人シンガーのヴィブス・カーテルらが、ビヨンセが「Run the World (Girls)」でサンプリングしたリードトラック「Pon de Floor」に参加している。ラルーが参加した無料ミックステープ『Lazerproof』(2010年)の後、メジャー・レイザーはトム・ヨーク(レディオヘッド)のリミックスをフィーチャーしたEP『Lazers Never Die』とザ・パーティスクワッドとのEP『Original Don』(2011年)を制作した。2011年にSwitchが脱退し、Diploがプロジェクトの指揮を執ることになったが、アルバム『Free the Universe』(2013年)ではJillionaireとWalshy Fireを起用し、Wyclef Jean、Laidback Luke、Peaches、Ms. Dynamite、Shaggy、Ezra Koenig(Vampire Weekend)が参加した。アンバー・コフマン(ダーティ・プロジェクターズ)が歌った「Get Free」のヒットのほか、アメリカのダンス・チャートで1位(ビルボード200と全英では34位)を獲得したこのアルバムには、ジャマイカのビジー・シグナルが歌った「Watch Out for This(Bumaye)」と、ブルーノ・マーズとタイガをフィーチャーした「Bubble Butt」の2曲が大ヒットした。同時にメジャー・レイザーは、ビースティ・ボーイズ、ホット・チップ、ノー・ダウト、プロディジーによる数々のリミックスや、スヌープ・ドゥーグことスヌープ・ライオンのアルバム『Reincarnated 』にも参加した。2015年には、映画『ハンガー・ゲーム』の劇中歌でアリアナ・グランデとコラボしたのに続き、映画『モッキンジェイ、パート1』でもアリアナ・グランデとコラボしたメジャー・レイザーは "Lean On"(DJスネイクとMOとの共作、ビルボード4位、全英2位、欧州数カ国で1位)、"Powerful"(エリー・ゴールディングとタラス・ライリーとの共作、"Light It Up "のリミックス)の国際的な成功に後押しされ、3作目の作品『Peace Is the Mission』(ダンスチャート1位、ビルボード200で12位)に取り組んだ。翌年、ジャスティン・ビーバーとのコラボ曲「Cold Water」はイギリスを含む多くの国でピークを記録し、アメリカでは2位を獲得した。Know No BetterEP』(2017年)とコンピレーション『Major Lazer Essentials』(2018年)は、『Music Is the Weapon』(2020年)のリリースまでの橋渡しとなり、エイプ・ドラムスに代わったジリオネアはいないが、アレッシア・カーラ、ニッキー・ミナージュ、ミスター・イージ、カリッド、スキップ・マーリー、マーカス・マンフォード、フレンチ・モンタナ、ビジー・シグナルがゲストとして参加している。メジャー・レイザーの最新アルバムと銘打たれたこの作品からは、7曲以上のシングルがリリースされている。


©Copyright Music Story 2024

ディスコグラフィ

77アルバム • ベストセラーで並び替え

お気に入り

この商品はお気に入りから追加/削除されました

アルバムを並び替える・フィルタリングする