テクラ・バダジェフスカ
ポーランド出身の作曲家/ピアニスト。生誕は1829年、1834年、1838年などの説がある。テクラ・ボンダジェフスカ=バラノフスカ、テクラ・バダルジェフスカとも。サロンでのピアノ演奏家として活躍し、56年に作曲した「乙女の祈り」が仏・パリの音楽ニュース雑誌『ラ・レヴュー・エ・ガゼット・ミュージカル』(La Revue et Gazette Musicale)に掲載され、名を広める。小品を35曲ほど作曲するも、1861年にワルシャワで死去。第二次世界大戦による資料消失や当時共産圏の影響下などの理由から詳細は不明も、近年はポーランドにおいて再評価の波が起こっている。
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