Amour Colère

Nicolas Michaux

EXPLICIT

発売日 : 2020/09/25 レーベル: Capitane Records
メインアーティスト : Nicolas Michaux
ジャンル：ポップス
フューチャー： Qobuzissime

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ニコラス・ミショー(Nicholas Michaux)は、その万能の名前のもと、独特な楽曲を制作し続けている。所属していたバンドÉté 67の解散後にソロ活動を決意した彼は、Tot ou Tardレコードから『A La Vie, A la mort』（2016年）をリリース。Capitaneレコードからリリースされる本作『Amour Colère』は、それに続くニコラス・ミショーの2ndアルバムだ。彼はここで、日常生活におけるセンチメンタルな物の見方を発展させている。ベルギー出身のニコラスは、ブリュッセルとデンマークのサムソ島を行き来する生活を語る「Cancer」で、その病気（癌）をより明確に定義し、深く理解するために、巧みに言葉を操る。アルバムの一部は英語、一部はフランス語で書かれており、彼は詩の必要性に応じて両方の言語を行き来する。メランコリックで控えめ、そしてつねにシンプルな彼の声と言葉は、アラン・バシュンを彷彿とさせる。フレンチ・シャンソン（「A nouveau」）、ロマンティック・ポップ（「Amour Colère」「Nos retrouvailles」）、ロマンティックなポスト・パンク（「Every Word」「Harvesters」）、そしてT・レックス・スタイルのグラム・ロック（「Factory Town」）などがブレンドされたこのレコードは、折衷的でありながら見事に一貫性がある。プロダクションはベーシックなもので、現代のポップ・ミュージックのような輝きはないが、これはクオリティが低いという意味ではなく、まったく逆だ。このアルバムは美しく疲れ知らずで、巧みに詩的なヴァースと、穏やかでありながらドライブ感のあるサビを聴かせてくれる。なによりも、これほどていねいに着飾った言葉を聴くことができるのはとても嬉しいことだ。何度でも聴きたくなる、大のお気に入りだ。 © Charlotte Saintoin/Qobuz

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Amour Colère

Nicolas Michaux

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